骨董品を集めておられる方からのご依頼です。
重箱などの漆器を収める箱
(ラーメン屋さんのオカモチに似ている)、
伊万里焼きなどの陶器を収める箱を
地元の杉の木で造ってくれないか。
「分かりました、是非っ、
造らせてください!!」
なんでも鑑定団みたいになってきたけれど、大丈夫かぁ、
代々受け継がれるものだそうです。
明治初期に作られた箱を参考に造ってみます。
釘は、鉄ではなく竹釘です。
やはり100年以上先まで継がれるように、
との心遣いでしょうか。
120年前に造られた箱なの、にシャンとしていることに
まず驚きました。
黄色い布に包まれているのが漆器です。