いかがお過ごしでしょうか?
ようやく朝晩は少し涼しく感じられるようになってきました。
さて、今回はお客様のお住まいで行う「雨樋工事」についてご紹介します。
今回の工事では、瓦屋根に合わせて設置されている雨樋を支える金具を「鶴首(つるくび)」と呼ばれるものに交換します。
鶴首とは、雨樋をしっかり固定するための金具の一種です。
屋根の軒先から突き出して取り付けられ、鶴が首を伸ばしたような形をしていることからこの名がつきました。
普段は目立たない部材ですが、雨水を正しく流し、建物を守るために欠かせない大切な役割を担っています。
鶴首金具の特長は、強度が高く風や雪にも耐えやすいこと、そして瓦屋根や木造建築に馴染みやすく外観を損なわないことです。
見た目の美しさと機能性を兼ね備えているのも魅力です。
今回の工事では、既存の金具を外して新しい鶴首金具に交換します。
普段は気づきにくい部分ですが、実はお住まいの寿命を左右する大切な工事です。
工事の様子や完成後の写真も改めてご紹介いたしますので、ぜひご覧ください。