前回からの続きです。
簡単に振り返っておきますと、
1) 直径3メートルの円を窯の内径と決めたら、
まず、炭の取り出し口と吸気口をレンガで造ります。
2) 窯の外周に幅50センチ、高さ90センチで
土と石灰を混ぜたものを、ぐるっと固めていきます。
3) さらにその外周に、土がくずれないように石を
積んでゆきます。
4) 直径3メートルの窯いっぱいに
1メートルに揃えたクヌギの木を
隙間なくたてていきます。
5) 立てたクヌギの木の上に細い枝をドーム型に
なるように積みます。
排気口を土管で造っておきます。
さらにかぶせる土が落ちてこないように
ムシロをかぶせます。
ここまでが前回までの主な工程です。
今回は屋根を造っていきます。
泥と石灰を水で練ったものをドーム型に盛り付けます。
こうして準備は整いました。
後は火を入れて炭が出来れば、窯も完成となります。
次回は、いよいよ火を入れるのか、
それではまた。